 高校時分の夢を観た。 内容のほとんどは現実乖離していたけれども強烈な焦燥感は現実味をもっていた。
夢では担任の先生に会うことができた。
見知っている同窓や先輩後輩は登場しない。
毎日高校に通う日々、 進級や卒業試験の意味を持つ重要な試験が体育館のような広い試験会場で行われようとしていた。
わしも人混みの流れに混じり会場に入る。 会場内は整然と机と椅子が並べられていた。
机上にある番号と受験票の番号の符合する席が各々に与えられた席。
わしは受験票を紛失していた。 自分の席も判らないし試験を受けることができない。 数日前は確かに所持していた受験票が今は手元にない。 強烈に焦る、不安になる。
教室に戻り鞄の中を調べても受験票は見当たらない。 その教室に戻るのすらペンタゴンのように巨大で迷路のような校舎の中で永遠に感じるほど散々迷った。 ・目的地にたどり着けない。 ・紛失物が見つからない。 ・強烈な焦燥と不安。 ・留年する未来を想像して不安になる。
自宅にまで戻って探したけれども見つからない。
再度登校し試験会場に戻ると既に試験は終了し沢山の人々が会場から出てくるところだった。
担任とはその人混みの中で偶然会った。 少しだけ会話。
試験を受けそびれたことについて少しも触れず担任と別れた。
そのあと目が覚めて夢だと気が付いた。
また悪夢か・・・の感覚。
普通に考えれば在籍しているのに受験票を要するとか試験が教室ではなく広い会場で行われるのはおかしい。
でも、夢の中では夢だと気がつくことができない。
そして立ちすくんでしまうほど強烈な焦燥と不安に襲われる。
登校途中(現実の話) 線路に人が飛び込んで列車の運行が遅れた場合等、 駅で遅延証明書を貰うことができる。 飛び込みで山手線が緊急停車したとき、遅延証明書を貰いそびれたまま登校して遅刻扱いになってしまった経験が1度だけある。 (わしの通っていた学校は鉄道会社の遅延証明書があれば遅刻扱いは免れる、遅刻に至る事由である場合)
通勤通学の遅刻は人生のうちでその一回だけ。
それとアナフィラキシショック症状で試験を受けそびれたことが一度だけある。 それもたった一度。 退院後、そんなわしに学校はきめ細かく配慮してくれた。 配慮のおかげでワシは追試ではなく本試設定で個別に試験を受けることができたし何の問題もなかった。
そのように問題なく現実を歩んできたのに、 夢の中では登校や通勤で二桁回数遅刻を繰り返していて、そのたびに焦りと不安に苛まれる。 入試や進級試験や国試という重要な試験も毎回受けそびれて毎回焦りと不安にひどく苦しむ。
この悪夢はいつ終わるのだろう。
もう勘弁してほしい。 |
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