辛かったのは6日目
菊花茶とカモミールティーを飲んだのはよいけれども、 そのお茶の成分が胃から降りてゆかず。
胸やけを起こし地獄のような辛さだった。
断食による辛さは7日目から。
体中が重く、寝台から立ち上がるだけで息切れがする。
7日目の夜は辛くてなかなか寝付かれなかった。
大阿闍梨の塩沼亮潤さんは、 大峰千日回峰行というとてつもなく困難過酷な行を修めて、 さらに四無行というこれまた生命の危機に直面する行を修めている。
四無行は堂にこもり9日間食べず、1滴の水も飲まず、眠らず、横にならず、真言を10万回唱える行とのこと。 拝聴すると気が遠くなる。
わしは水や茶を飲み自由に睡眠を摂れて縛りは断食だけである。 それでも8日で音をあげた。
ただ、においや味覚に敏感になったし、感じた苦しみは 自分が過去、誰かに与えた苦しみだと感じた。 同時に誰かの痛みを知るための在り難い苦しみだと感じた。
断食をしてよかったと思う。
腹筋をして体はかなり絞っていたけれども、 そこからさらに10キロ近く体重が落ちた。 ちょっとガリガリ。
わしはヴィ―ガンという菜食者としても 今後精進していきます。 |
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