日々の雑記

なにぬねの
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...... 2021年03月30日 の日記 ......
■ 極楽極楽   [ NO. 2021033002-1 ]

極楽って仏教用語?
わしは神道だし、
強いて言えば天照大御神(あまてらすおおみかみ)一筋。
そしてわしの氏神様である木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)様。
近所の宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)さま、
最強無双の武神である建御雷神(たけみかずちのかみ)さまを主祭神としている神社にお参りはよくします。
でも外来宗教である仏教や寺には全然関心も興味もない。
ついでにキリスト教も全然関心なくクリスマスも忌々しく感じる、なぜか?
クリスマスはそれを強要してくる現実があるから。
それさえなきゃ個々人の勝手で構わないと思うけれども。
でもね、
あれは明らかに宗教上の洗脳戦略だよな、事実キリスト教に対して警戒心抵抗心が無くなる。
そしてキリスト教行事を浸透させることに成功してる。
商業利益のカネ、そして贈り物のモノで人々を釣る手法が絶大に効いてる。
そういう覿面に効く唯物手法を用いてるところも個人的には忌々しく思う。
後、恋人と過ごす日になってるところも気持ち悪る。

もしわしに恋人がいたらお互いの誕生日とか交際記念日、
公の祝日なら天長節とか紀元節とか、そういう日を大事にして一緒に仲良く過ごしたい。
一緒に神社にお参りに行って、幸せでいられることを神様に感謝する。
かくいうわしには誰もこない、誰にも見向きもされないわけだけどな。
まあそれはいいです。
入浴すると「極楽〜極楽」とつぶやいてしまう事実の話です。

ほんと風呂って気持ちいいね、心地いい。

体を洗って湯に浸かったときの幸福感といったらないね。


これ以上の幸福なにも望まないと思えるほど。
風呂は幸福の素。
そして健康の素。

体を洗ってもう一度湯に浸かって、
湯から上がってさっぱりして、
うちわでパタパタ扇いで涼むのも幸せの一つ。

体が乾いて髪も乾かし寝室に戻り、
気の向くまま日記書いてるこの瞬間も気分がよい。
これが幸福と言うものだよね。

以前は飼い猫に先立たれて食べ物が咽喉を通らなかったり、
時々死んだ猫を思い出しては泣く日々を送っていたこともあったけれど、今は平穏。


猫で思い出したけれども、
なんと、むらまこさんが飼っていた猫とわしが実家で飼っていた猫は同種で同色だった。
むらまこさんの実家猫もわしの飼ってた実家猫も他界してるのだけれども。
話を聞くと色々特徴が一致(純血種なので当然だね)。

黄色い吐しゃ物を吐いていたらしい、
わしが飼っていた子も黄色みがかった茶色い粘液や毛が沢山混じった吐しゃ物をよく吐いていた。
長毛種にありがちの特徴かもね。

とにかく家じゅう毛だらけになってた。
掃除をこまめにして凌いでいた。

わしはその子の他に雑種も一緒に飼っていた。
雑種の子の方が古株。
雑種の子はものすごい体が丈夫で運動能力も高く、長生きだった。
そして頭が良くてとても賢かった。
その子は23年か24年ぐらい生きた。
人生を共有した家族の一員だった。
四半世紀近く生きたのだから長生きだろう。

外の野良猫と喧嘩して何度か怪我したことを除けば、
他界するまで病気一つしたことがなく不調もなく、いつも元気だった。

対してむらまこさんの飼っていた子と同じ種のわしが飼ってた子は純血種で体が弱く、
病気がちで、気も弱く臆病。
おつむが致命的に弱かった。
60センチほどの段差も飛び上がれなかった。
何から何までダメな子だった。
母上がたまにその子をおバカと呼んでいたほどだ。
当然人の言うことも理解してない風だった。

結石ができて尿の出が悪くなったことがあり、
病院の指導通り毎日滅茶苦茶高価な特殊餌を与えなければいけなかったし、費用も手もかかった。
さらに毛を梳いてあげないとすぐ毛玉ができる。
お尻に排泄物をつけて歩いていることもあるから、
その都度洗わなければいけなかった。

甘噛みを知らず爪切りをしているときガブっと本気噛みしてわしの母上の指を流血させたこともあった。
一方、雑種の子は爪切りなどで嫌な思いをしても絶対噛まなかった、カァー!と威嚇することはあったけれど。
せいぜい噛んでも、嫌だという意思表示のための甘噛みと威嚇だけだった。
本気で爪を立てたり噛んだことは皆無。
ただし家族以外の部外者に対しては凶暴だった。
野良との喧嘩で怪我をしたとき連れて行った先の動物病院の先生と助手さんを恐怖で震撼させていたほどだ。

わしの母上がその子を触ろうとしたとき、
「危ない!」素手では噛みつかれる!」と注意を受けたほどだ。
ところが、
わしや母上が触ったり押える分には嫌がる声を発しはするが、
大して抵抗もせず噛むこともないので病院関係者方々はその子の態度の豹変ぶりに驚いていた。
わしも、家族以外に対して凶暴さを発揮しているその子をみて驚いた。
家に来た来客のなかに子供が混じっていることがあり、
散々執拗にいじられた時などあったが少しも怒らず咬むことも無かった。
やはり賢いのかな。

一方、純血のおバカはちょっと驚いた拍子に誰彼構わず本気噛みするし、
膝の上で寝ていたかと思えば何かに驚いて
爪を立てて逃げるものだから、
爪で脚を搔かれて血が出たこともある。
マタタビを与えるときも下の子は注意が必要だった、
なんせおバカは興奮してマタタビをもっともらおうと本気で爪を出してこちらの手を掻いてくる。
噛まれそうな予感もあった。
というよりマタタビを与えてるとき噛まれたことがあった気がする。
雑種である上の子は、マタタビで興奮しても
無理にマタタビの袋を狙ってこちらの手を掻いてくることなどなかったし、
マタタビで興奮して頭がおかしくなっているときですら、
どんなに撫でても噛んだり爪を立てることは無かった。
そもそも痛みを与える爪の立て方は絶対にしなかった。
ものすごい賢いし配慮ができる子だった。
下の純血のおバカはもちろん動物病院でも大暴れ。
気が立ってるとき何するか判らないおバカにはわしも母上も動物病院の方々も迂闊に触れなかった。
色々骨が折れた。
でも可愛かった。

「出来の悪い子ほどかわいい」という慣用句があるけれども、
ホントにそのおバカは可愛かった。
容姿とかではなく、バカな行動、バカなしぐさなど愛おしかった。
野良になったら生きていけない野性味のなさ、生存能力の低さ、存在自体が全部愛おしかった。
勿論もう片方の雑種の子もすこぶるかわいいし同じく愛しんでいたけれども、
そちらは人間が一目置いてしまうほど賢く達観もしている感じ。
人の言うことはちゃんと理解するし、
犬みたいに言いつけを遵守して猫らしからぬほど賢かった。
空気もちゃんと読んだ。
今にして思い出しても良くできた猫。

わしの母上はこの子はホントに賢いいい子だねと能く呟いていた。
とはいっても猫は猫なのだけれどもね。
人間だったらきっとすごい出来た人物だっただろう。

ついつい昔の事を思い出して書いてしまった。
猫種や名前を書きたいけれどもやめておきました。
二匹の名前をわしは生涯忘れないだろう。

また猫を飼いたいけれど、先立たれたときの悲しみと辛さを思うと飼えない。
おバカが死んだとき食べ物も喉を通らず、毎日辛い日々だった。
もうあんなつらい思いは懲り懲りだ。
我が子に先立たれる親はああいう気持ちなのだろうと思う。
子が親より先に他界するのは最大の親不孝と言うがその通りなのだろうと思う。

あの悲しみにもう一度耐えるなんてまっぴらだ。
わしはこうして猫を飼うことができなくなった。

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